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旅が好きな3人がおすすめする本③韓国ブックカフェ広報 佐々木静代さん

ブックカフェ広報 佐々木静代さん

東京・神保町の韓国書籍をそろえるブックカフェと運営母体である出版社の広報とイベントを担当。年に6回ほど韓国を訪れる

韓国文学ショートショート 右『原州(ウォンジュ)通信』左『宣陵(センリョウ)散策』
クオン出版、各1,320円
シリーズは20冊ある、原作の韓国語の朗読をYouTubeで聴くことも可能

50代になってから本格的に韓国語を学び、覚えるのに苦戦していたところ「まずは1冊小説を読んでごらん」とアドバイスをもらいました。読み切るとスーッと学ぶ楽しさが変わりました。韓国の小説は歴史や社会背景、地方の特色などを色濃く反映していることが多いので、現地で読むとより深く、著者の思いが心に響くと思います。紹介したこのシリーズは、左から開くと韓国語、右から開くと日本語の手のひらサイズ。日本語訳を一度読んでストーリーを頭に入れてから韓国語で読むとどんどん読める気になります(笑)。韓国現地で読破すれば、よい思い出にもなるはずです。

ブックカフェ「CHEKCCORI」
https://www.chekccori.tokyo/
オンライン販売あり。また、韓国の作家やアーティスト、ドラマ・映画、歴史、言語、食の専門家らを招いた「トークイベント」や「文学で旅する韓国」ツアーも開催
※カフェは休止中