“劇場”から新たな舞台へ、三つの「讃歌」をテーマにしたシリーズ

神戸文化ホール開館50周年記念事業＜PR＞

神戸文化ホールでは、開館50周年記念事業として2023年から「港町」「劇場」「人間」という三つの「讃歌」をテーマに、3年間のシリーズで様々な演目をお届けしています。２年目の今年は「劇場讃歌」をテーマに、多彩なプログラムを用意しています。

麿赤兒率いる舞踏集団再登場
大駱駝艦・天賦典式「クレイジーキャメル」

舞踏家・俳優として国内外で活躍する麿赤兒率いる舞踏カンパニー「大駱駝艦（だいらくだかん）」。舞踏に大仕掛けを用いたスペクタクル性の強い様式を「天賦典式（てんぷてんしき）」と呼び、世界に類を見ない舞踏カンパニーとして活動しています。

麿が振り付け・演出・美術を手がけた「クレイジーキャメル」は、思春期の少年少女の淡い恋心の内面を、金粉塗りの舞踏手たちが表現。広い舞台をいかした壮大でエンターテインメント性に満ちたパフォーマンスは一見の価値があります。

神戸の力を結集したオペラ開幕　
ヴェルディ：オペラ「ファルスタッフ」

神戸市室内管弦楽団、神戸市混声合唱団と二つのプロフェッショナル音楽団体を持つ神戸文化ホールが、満を持してお届けするオペラ「ファルスタッフ」。オペラの巨匠ヴェルディが、シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」などをもとに人生最後に手がけた喜劇を、神戸出身の演出家・岩田達宗が新演出。

日本有数のオペラ指揮者として活躍する佐藤正浩・同合唱団音楽監督のもと、ファルスタッフ役の黒田博をはじめ日本を代表する歌手を客演に迎え、合唱団員とその出身者が脇を固めます。

■公演概要

大駱駝艦・天賦典式「クレイジーキャメル」
チケット一般発売 4/12（金）、友の会先行発売 4/5（金）
2024年7/13（土）15:00開演 中ホール
一般4,000円/U25（25歳以下）2,000円/
高校生以下1,000円　※未就学児入場不可

ヴェルディ：オペラ「ファルスタッフ」
全3幕（イタリア語上演・日本語字幕付き）
管弦楽：神戸市室内管弦楽団　合唱：神戸市混声合唱団
チケット一般発売 8/23（金）、友の会先行発売 8/16（金）
12/21（土）14:00開演 大ホール
S席10,000円/A席8,000円/B席6,000円/
U25（25歳以下）1,000円　※未就学児入場不可

その他にも魅力的な公演が！
2024年5月18日（土）の貞松・浜田バレエ団によるファミリーバレエ「コッペリア～お人形の恋の物語～」は０歳から入場OKなので、子どもの劇場デビューにもおススメです。また、9月11日（水）には「十三代目市川團十郎白猿襲名披露巡業」、2025年2月1日（土）・2日（日）には演出家・岡田利規×作曲家・藤倉大による新作音楽劇「リビングルームのメタモルフォーシス」など、多彩なプログラムが祝祭感を盛り上げます。

神戸文化ホールプレイガイド
神戸市中央区楠町4-2-2
℡078・351・3349
（10:00～17:00。月曜定休、祝日の場合は翌平日が休み）
https://www.kobe-bunka.jp/hall/

W-Style 2024.3月掲載