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悠久の時間に浸る、鹿児島県の世界遺産へ

関西からのアクセスも良好な鹿児島県<PR>

鹿児島県には「屋久島」「明治日本の産業革命遺産」「奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島」の3つの世界遺産があります。 
写真/(公社)鹿児島県観光連盟

白谷雲水峡/苔むした岩、樹木や清流が織りなす屋久島の幻想的な森を体感できます。アップダウンが少ないのでトレッキング初心者にも。名所「苔むす森」もあり、一面緑の世界を堪能できます

パワーチャージをしたい島  豊かな自然の中でアクティブに過ごす

2023年に世界自然遺産登録30周年を迎えた屋久島。島の90%が森林に覆われ、太古から息づく豊かな自然が訪れる人々を魅了し続けています。



そんな自然を満喫するには、トレッキングは外せません。縄文杉へは片道約5時間の上級者コースですが、「白谷雲水峡」や「ヤクスギランド」など、初心者でも比較的手軽に楽しめるコースもあります。自然の息吹を感じながら、深呼吸をしてパワーをチャージ!

縄文杉/樹齢千年以上のものが屋久杉と呼ばれます。中でも、推定樹齢2170~7200年といわれる縄文杉は、最大級の屋久杉で〝森の主〟とも称されます
ヤクスギランド 写真/©Soramido-Yakushima

一年を通してダイビングやシュノーケリングが楽しめる海にも足を運びたいところ。世界でも有数のアカウミガメの産卵地としても知られる島随一のビーチ「永田いなか浜」は、春から夏にかけてウミガメの観察会(要予約)も開催されています。

シュノーケリング 写真/屋久島町
箸づくり体験(杉の舎「仙人村」)

希少な植物や生き物、文化やグルメも 長寿と子宝の島でゆっくり

独自の生態系を色濃く残す自然や、独特の文化が魅力の奄美群島。中でも、奄美大島、徳之島は、2021年に沖縄島北部及び西表島と合わせて世界自然遺産に登録され、さらに注目を集めています。

マングローブ
金作原 〝生きた化石〟とも称される巨大な植物・ヒカゲヘゴをはじめ、亜熱帯植物が生い茂る。散策には認定ガイドの同行が必要 写真/©AmamiCity
アマミノクロウサギ 奄美大島と徳之島にのみ生息する


奄美大島は美しいサンゴ礁の海に囲まれ、手つかずの自然が残るまさに神秘の島で、亜熱帯植物や国の天然記念物に指定される希少な固有種が数多く生息。恐竜時代を思わせる金作原(きんさくばる)の散策ツアーや、マングローブの間をカヌーで進むツアーも体験できます。大島紬の泥染め体験や郷土料理「鶏飯(けいはん)」、奄美黒糖焼酎などの島の文化も味わいたいものです。

鶏飯
大島紬(大島紬村)

徳之島は、豊かな自然や美しいビーチ、闘牛文化が根付く島。温暖な気候や栄養豊かな食材が豊富なことから「長
寿の島」「子宝の島」とも言われます。

闘牛大会 400年以上続く島の文化。年に20大会開催され、1月、5月、10月の全島一大会は特に盛り上がります
写真/伊仙町きゅらまち観光課
犬の門蓋 風や波の浸食によって作られた隆起サンゴ礁の奇景「犬の門蓋(いんのじょうふた)」
名勝 「仙巌園(せんがんえん)」島津家の別邸。ここから望む錦江湾と桜島は絶景

2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」のうち、「旧集成館」「寺山炭窯跡」「関吉の疎水溝」の3つが鹿児島県にあります。「旧集成館 反射炉跡」は県内有数の観光名所「仙巌園」内にあり、近隣の「旧鹿児島紡績所技師館(異人館)」と併せて立ち寄れ、名物の「しろくま」なども楽しめます。
※仙巌園内の博物館「尚古集成館 本館」は2024年9月末(予定)までリニューアル工事のため休館中(別館は入館可能)

異人館
反射炉跡
しろくま

さあ、自然の神秘や豊かな生態系に触れ、悠久の時間を感じる「鹿児島県」へ出かけませんか。

【関西からのアクセスも良好】
鹿児島本土へ
飛行機・伊丹空港または関西国際空港→鹿児島空港:約1時間15分
神戸空港→鹿児島空港:約1時間10分
新幹線・新大阪駅→鹿児島中央駅:約4時間
フェリーさんふらわあ・大阪南港→志布志港:約15時間
屋 久 島へ *鹿児島中央駅まで高速シャトルバスで約2時間
関西から飛行機・直行便あり
伊丹空港→屋久島空港:約1時間50分
奄美大島へ
関西から飛行機・直行便あり
伊丹空港→奄美空港:約1時間45分
関西国際空港→奄美空港:約1時間50分(3月30日~6月30日は運休)
徳之島へ
飛行機・鹿児島空港→徳之島空港:約1時間05分
飛行機・奄美空港→徳之島空港:約30分
フェリー・奄美大島(名瀬港)→徳之島(亀徳港):約3時間20分

鹿児島県大阪事務所
大阪市北区梅田1- 3 -1- 900 大阪駅前第一ビル9階11号
℡06・6341・5618
鹿児島県観光サイト「かごしまの旅」
https://www.kagoshima-kankou.com/

W-Style 2024.3月掲載