2024年6月4日
世界中で買い付ける可愛い雑貨の店のオーナー。年に6回程度、海外へ。
アジア、ヨーロッパ、アメリカなど飛び回っている。
『美しき愚かものたちのタブロー』
原田マハ、文春文庫、891円
「日本にほんものの美術館を創りたい」。その夢を追いかけ、絵を一心に買い集めた男がいた。国立西洋美術館の礎〝松方コレクション〟誕生秘話
昨年9月にフランスへ買い付けに行き、この本はパリで読みました。私には珍しく、美術館に行ける時間があり、登場するゴッホ、モネ、マティスを鑑賞。ホテルで夜中に読んでいると、その時代の空気が迫ってきて小説の世界に没入。キュレーター出身の原田マハさんならではの、絵や美術界に対するアプローチがとても良かったです。いつも荷物が20~30㎏になるのですが、必ず本は2・3冊持っていきます。どんな内容の本でも旅先で気持ちとリンクすることがあるのは不思議。本好きにはたまらない時間です。
「MAZURKA」(堺市東区北野田91-10)
@mazurka_mazurka
ポップアップイベントにも多数参加。2024年4/19(金)~25(木)SENTRAL STORE(大阪・西区)、4/20(土)・21(日)北浜蚤の市など。詳細はインスタで
W-Style 2024.3月掲載